こんにちはAzuです。
今日は問題解決するための大事なフレームワーク、「As is/To be」について、ご紹介したいと思います。
1、フレームワークとは?
フレームワークは、「枠組み」とか「仕組み」という意味ですが、ビジネスシーンで使うフレームワークは、問題解決のための方程式のようなものです。解決したい問題によって使用するフレームワークも違います。
例えばビジネスの現場でこんな言葉を聞いたことはないでしょうか?以下に紹介するものはビジネスフレームワークの一種になります。
- PDCAサイクル
- 3C分析
- セグメンテーション、ターゲティング
- 4P (Product、Promotion、Place、Price)
これらのフレームワークはマーケティング戦略を考えるときによく使うフレームワークで、顧客のニーズに対してどのように製品やサービスを訴求していくのかを考える際に有効です。
手順に沿ってフレームワークを使うことで、抱える課題に対して効率よく解決策を導くことができます。
その中でも基礎的なフレームワークである「As is / To be」について紹介します。
2、フレームワーク As is / To beとは
「As is」と「To be」は現状と理想の状態を比較して、問題を発見する際に使われます。
- As is = 現状
- To be = 理想(あるべき姿)
今ある現状(As is)と理想(To Be)を埋めるためになにをするべきか?
その間にある問題(Gap)を抽出し、課題提起・改善(Action)をする際に用いられるフレームレークです。
「ギャップ分析」とも呼ばれています。
どんな時に使う?
理想に近づくために何をしなければならないかという部分にフォーカスして考えます。
ここでブログを書き始めてまもない私の分析例を紹介します。
ブログ初心者である私の例
現状(As is):
ブログを書くのに3~4時間かかる。記事の内容によってはそれ以上かかる。
理想(To be):
文章力が高く、ビジネスパーソン向けの記事を2時間で作成することができる。
問題点(Gap):
- ライティングの知識が足りない
- 書きたいテーマについての情報量が足りない
- 分かりやすい(≒論理的な)文章を書くことに苦手意識がある
保育士をしていた頃は、保護者へのおたよりや、月案などの書類作成をたくさんしてきました。文章を書くことに対して慣れていたと思います。
ブログ記事の読者は親御さんではなくビジネスパーソンになります。また書く内容もまったく違うため、お便りとは別の意味で試行錯誤しています。
また誰が読んでも分かりやすい文章を書こうとすると、より時間がかかります…。
では「文章力を高く、ビジネスパーソン向けの記事を2時間で作成することができる」という理想に近づくために、何をしなければならないかを考えていきたいと思います。
To be(理想)に近づくためのアクション
問題を解決して理想に近づくためには2つのアクションが必要だと思っています。それは「インプットを増やすこと」と「アウトプットに慣れること」です。
課題提起(Action Plan):
○インプットを増やす
・(ライティングの知識が足りない⇒):読書をする
・(書きたいテーマについての情報量が足りない⇒):人事向けセミナーに参加する
○アウトプットに慣れる
・(分かりやすい(≒論理的な)文章を書くことに苦手意識がある⇒)アウトプットに慣れること:文章を意識的に書く
インプットを増やす
読書する
- 「ライティングの本」「文章力の基礎」
- 良い文章を読む
良い文章を書くためには読書が必要だ、という話をどこかの本で読んだことがあります。
小説、エッセイ、ビジネス書、趣味の本など、本はジャンルによって文章の表現の仕方は違いますし、著者によっても様々なスタイルがあります。
いろんなスタイルの文章に触れることによって、自分に合った文章スタイルを模索することができるという意味で、読書は有効だと思います。
また読書量が増えることによって、論理的に考えるトレーニングにもなるといわれています。わかりやすい文章はやはり論理的な文章が多いことから、読書によって文章力が鍛えられるんだと思います。
これからいろんなスタイルの文章に触れていきたいと思います。
私の先輩に“1week1book”と言って、一週間のうちに一冊読むという自分ルールを作っている人がいます。そんな風に本に親しんでいけるようになりたいなと思います。
人事向けセミナーに参加する
人事担当の方から直接話を聞き、勉強することができる人事向けセミナーに参加することは大きな情報収集の場になります。
現場の方の経験談やノウハウを聞くことはとても勉強になりますし、基礎的な知識を学ぶことができるため、積極的に参加していきたいです。
アウトプットに慣れる
文章を意識的に書く
論理的な文章にするには、伝えたいことの主張と理由、根拠をしっかりミックスして書かなければなりません。
どうしても文章が出てこないときは、5W1Hを意識して書いています。より文章に深みが出てぐっと分かりやすくなります。
- What 何が
- When いつ
- Where どこで
- Who 誰が
- Why なぜ
- How どうやって
Webマーケティングのプロで、ライティングやWebコンテンツの制作に携わっている方からこんなお話を聞きました。
”これまで文章力に関する本を数冊読んだことがあります。何か書き方のヒントになることが書いていることを期待していたのですが、どの著者も「結局は積極的に書いて慣れていくしかない」と述べていて、そんなものなのか…と思いました。
書くことを仕事にするライターや小説家の人はいつもスラスラと文章を書けるわけではなく、締め切りという時間的制約がある中で必死に考え、言葉を絞り出すように書くことがあるそうです。そう考えると、上達の近道というのは「試行錯誤しながら書く」ということに尽きるのかもしれません。”
慣れている方でも時には手が止まってしまったり、どんな文章にするか一生懸命悩みながら書いていたりするという話を聞いて、書くことに悩んでいるのは私だけではないのだなと少し安心しました。(笑)
意識的に書くこと、書くことに慣れることが大事だということが分かりました。
ただメリハリというのは大事で、どれだけ文章に向き合っても伝えたいことをうまく言葉にできないときは、思い切ってリフレッシュすることが大事だということも教えてもらいました。
リフレッシュした中で、新しい発想が生まれるかもしれません。
自分が記事を通じて伝えるべきことは何なのか。つかず離れずそのテーマに向き合い、文章力を向上していきたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?今日私の事例からAs is / To beというフレームワークの使い方を解説してみましたが、お役に立てたでしょうか?
今回記事を作成するにあたり、私自身、現状を把握し、目標に向かって何をしなければならないのか、整理をすることができました。
同じように、常日頃、仕事やプライベートで何かに取り組もうとしたときに、このフレームワークをすることは大事なことだな~とつくづく思いました。
AsisTobeのフレームワークはもちろん採用現場でも使われます。
ビジネスシーンではよく使われるので、活用して効率よく仕事を回していきたいです。
そして、作成したアクションプランを基に、文章力を高め、2時間で記事を作成できるように頑張りたいと思います!
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