『リファラル採用って?』意味とメリット3点、注意点を調べてみた

こんにちは!Azuです。

日差しは暖かいのに風はとても冷たく感じる今日この頃、みなさまいかがお過ごしですか?

ちなみに私は地元が東北。
年々積雪量が少なくなっていると聞いています。私がまだ小学生ぐらいのころは、毎朝おじいちゃんが自前の大型除雪機を運転して、家の前の雪を除雪してくれていました。
除雪してからでないと歩いて出られないくらい降っていました。

生活する分には雪が少ないのはとてもいいことなんですけどね。降らないことで農業や酒蔵、冬のイベント祭り等の観光業に影響も出てるので、困りものです。

東京ではすでに桜が咲いています。春が早く来てほしいですね。

さて、今回は採用関係の仕事をしているとよく耳にする「リファラル採用」について書いていきたいと思います。

リファラルとは「紹介、推薦」という意味

リファラル(Referral)とは「紹介、推薦」という意味で、働いている社員から知人や友人を企業に紹介したり推薦したりしてもらい、採用する手法です。

リファラル採用のメリット3点

メリット1 マッチング度が高い

企業のことを知っている社員からの紹介のため、信頼性が高く、企業の社風や適性に合った人材と会う事ができます。

候補者からの視点でいうと、友人からの紹介ということもあり、ちょっと聞きづらいな…など、働く前の企業に対する不安点や不明点等はある程度解消することもできますね。
ある一定の企業理解ができた上で入社した場合、離職のリスクも下がります。

紹介してくれた社員との信頼関係があるというのも大前提ですが、社員がしっかりと候補者に企業について紹介をし、橋渡しをすることで、入社したあとの誤解やすれ違い等のミスマッチが生じにくくなります。

メリット2 採用コストが低い

また、社員紹介であるため、媒体や人材紹介会社にかかるコストよりも大幅に採用コストを下げることも利点の一つです。

メリット3 潜在層にアプローチ可能

リファラル採用のメリットは他にもあり、転職潜在層にもアプローチをかけられるということ。

他社で働いていて、現時点では転職する気はないけれど、「いずれしたいな」、「いいとこがあれば転職したいな」と思っている潜在層に対し、その会社でやりがいを感じ、頑張って働いている友人の言葉は、企業の社風等に興味を持つきっかけになり、大きな刺激になるのではないでしょうか。

リファラル採用の注意点

リファラル採用ってコストもそこまでかからないし、友人紹介だから長く働いてもらえそう!といったメリットもあります。一方で、注意しなくてはならない点もいくつかあります。

社員に採用情報を共有する

まずは、紹介してくれる社員がしっかりと求めているターゲット人材を理解しているかということ。候補者の人格や持っているスキル等をしっかり把握していなかったり、間違った企業情報を渡していたりなど、採用担当者は紹介する社員に対してもしっかりと情報共有をしていかなければなりません。

社員と候補者の関係性に気を配る

また紹介してくれた社員と候補者の関係性もきちんと知っておくことも大事ですね。

候補者が入社したあとに、もし、紹介社員との関係が悪化してしまった場合、どちらかが企業を離れてしまうこともあるかもしれません。一方で関係が良好だった場合、どちらかが他の企業に転職するとなった際、一緒に転職してしまう可能性も低くはありません。

人との繋がりからなる採用手法でもありますので、人間関係や信頼性の部分で不利益を生んでしまうことも考えられます。採用担当者はしっかりと見極め、念頭に置いておく必要がありますね。

リファラル採用に対する理解を促進する

調べてみると、海外では多くの企業がリファラル採用を取り入れており、人材獲得に成功しているようです。日本では、まだまだ人事や経営層以外では、認知度は低いのではないでしょうか?

実際に私も人事の仕事をするまで聞いたことがなく、今まで働いてきた会社でも取り入れているところはありませんでした。もしかしたら人事採用担当だけが把握していて、働いている社員の理解や認知度が少ないのかも?とも思いました。

採用は会社全体の課題でもあると思いますので、採用担当者は社員へ定期的な情報共有をしたり、企業のことをもっと詳しく理解してもらったりする必要が出てきます。

「採用は自分には関係ない」と思わせるのではなく、社員も巻き込んで会社の活性化を図れば、自ずと社員紹介率もあがり、良い人材とのマッチングも増えていくと思います。

社員のエンゲージメント(愛着心)を高める

リファラル採用を成功に繋げるには、そもそも社員自身が「ぜひ友人に紹介したい」と自信をもって自社を紹介できるような企業であることが大切です。
そのためには、例えば下記のような取り組みが大切です。

  • 職場環境や福利厚生、人事制度の見直しを定期的に行っていくこと
  • 社員一人ひとりに企業理念等をしっかりと浸透させていくこと
  • 「働きがいのある企業」「友人を紹介したくなる企業」として、外部の人材にとって魅力的な会社作りを経営陣や社員が一丸と取り組んでいくこと

まとめ

・・・いかがでしたか?
リファラル採用の意味、リファラル採用のメリット3点、注意点4点を調べてみました。これらを参考にしていただければ、より良い人材獲得に繋がっていくと思います!